○ 7LP ウィーン・フィル・ライヴ・エディション フルトヴェングラー戦後ライヴ集成 1952～53年 ALTLP035/41 国内正規盤です。ウィーン・フィル・アーカイブの正規音源蔵出しオリジナルテープよりＬＰ化！各ディスクは１８５ｇ程度の重量盤。良質なウィーンフィルのライブ音源をLPの音でまとめて聴くことができるのは貴重と思います。BOXと帯の保護のため、BOXと帯の外側にビニールを自作して取り付け、上部の取り出し口はテープをはがせば中身を取り出せるようにしています（画像1～3）。

 私見ですが、1952年11月30日の「英雄」は、LPでは初出となりますが、

  ・「NOUVA ERA盤013.6300」…中域しか出ていない。高域、低域が出ない感じ。音が荒い。

  ・「TAHRA SACD盤Furt2011」…高域がきつい。とても聴いていられない。

  ・「Orfeo18CD盤 C 834 118 Y」…音圧が低く、遠くから聴こえてくる感じ。
 なのに対し、こちらの盤は、これらの中で一番まともで迫力がありながらきつく聴こえない、低域がやや強調されたマスタリングで全体的なバランスがよく、レコードの音らしい柔らかみが感じられる、音が前に出て前から聴こえてくる、と感じました。

【曲目】

○DISC1,2
・ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調「合唱」Op.125
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ロゼッテ・アンダイ(アルト)
アントン・デルモータ(テノール)
パウル・シェフラー(バリトン)
ウィーン楽友協会合唱団
ライヴ録音:1953年5月30日

○DISC3,4
・ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」Op.55
ライヴ録音:1952年11月30日（LPでは初出）

○DISC5
・ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
ライヴ録音:1952年1月27日

○DISC6
・ブラームス:ヴァイオリン、チェロとオーケストラのための二重協奏曲 イ短調 Op.102
ウィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン)
エマヌエル・ブラベッツ(チェロ)
ライヴ録音:1952年1月27日

○DISC7
・ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
ライヴ録音:1952年1月27日
・マーラー:さすらう若人の歌
アルフレード・ペル(バリトン)
ライヴ録音:1952年11月30日

【演奏】 フルトヴェングラー(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音場所】 ウィーン楽友協会大ホール

・コンディション
盤面：NM～EX
BOX：VG 画像4,5,10のように、BOXや黒いスリーブケースに一部痛みが見られます。

・コンディション説明
盤面
M 新品未開封。
NM スレキズもほとんど見受けられない綺麗な中古品。
EX 僅かなスレキズはあるが、音に影響しそうなものはほとんどない。
VG スレキズや汚れが多少あり、部分的にチリノイズが入る可能性がある。
G キズや汚れ、チリノイズはあるが、針飛びはない。

BOX
M 新品未開封。
NM 新品同様。ほとんど未使用のもの。
EX 中古としては美品、一見して綺麗なもの
VG 多少のダメージがあり、中古品としては経年使用相当。
G 全体的にダメージがある。

 盤は目視のみの確認となります。盤の傷の度合いの感じ方には個人差がございますので、現状品とお考えください。そのため状態に関しましてのクレームはお受けいたしかねます。

 盤はレイカのバランスウォッシャーとビスコでクリーニングしています。また、内袋は盤面に優しく長く保存できるグラシン紙のものを自作しています。中古のお品であるため神経質な方は入札をご遠慮ください。

○発送方法につきましては、段ボールで梱包し、「宅急便(EAZY)（80サイズ）」（追跡あり、保障あり）、「ゆうパック（80サイズ）」（追跡あり、保障あり）を考えています。