■人間国宝1995年以前の作品 共箱付！加藤卓男 『ラスター彩胡姫文酒杯』口縁 金継ぎ3箇所 高さ4ｃｍ、口縁径7ｃｍ●2000年頃10万で購入したものです。国指定重要無形文化財保持者 (人間国宝)以前の作品で人間国宝になってから、箱裏に“国指定重要無形文化財保持者”の赤印を押印し、販売されたものです。そのため、人間国宝以前の作品を直して（口縁 金継ぎ3箇所）販売されたもので、珍しいものです。●【状態】大切保管していたため特に傷みもなく美品です。（写真にてご判断願います。）●サイズ：高さ4ｃｍ、口縁径7ｃｍ。●付属品：当時のまま、共箱、陶歴書、黄色い布（落款付き）●【加藤卓男の説明】六代 加藤卓男（1917年～2005年）は、古代ペルシア陶器の斬新な色彩や独創的な造形、釉調に魅力を感じ、西アジアでの長年の発掘研究を経て、滅び去った幻の名陶ラスター彩の復元をはじめ、青釉、三彩、ペルシア色絵など、高い芸術性を持つ異民族の文化と日本文化との融合に成功しました。一方、昭和55年に宮内庁正倉院より正倉院三彩の復元制作を委嘱され、約9年の研究の末、「三彩鼓胴」「二彩鉢」を納入しました。このように、学術および芸術文化に寄与した功績により、平成7年（1995年）に国指定重要無形文化財保持者(人間国宝) に認定されました。