商品コード | 5979c |
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本体価格 | 20,458円 |
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半額 ! 】古信楽大壺 桃山〜江戸初期 「侘び」「枯れ、冷え」 29/3_2
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古信楽大壺 ☆桃山~江戸初期 侘び・寂び枯れ、冷え 景色 素朴でいて
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信楽壺26
㈱冨江洗心堂 - 古信楽大壺 | 古美術品専門サイト fufufufu.com
category | 花器、壷 |
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メーカー名 | 5979c 205 |
LAC 館山店 は、angelina_k_e、l_a_c_1114で出品しています。
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「日本人は信楽と李朝で死ねる」ということばが骨董マニアの間にあります。
これは死ねるほど日本人の骨董マニアは信楽と李朝を愛するということをあらわ しているのでしょう。
信楽焼きの始まりは諸説ありますが8世紀頃の須 恵器と同じ古さを持つとも、また平安後期に常滑の陶工が来て始まったとされて いますが、決定的なところはまだわかっていません。
ただ鎌倉時代後期ころから 特徴あるすぐれた作品が多く見られることから、このころから本格的に焼かれ始 めたのではと考えられています。
横から見ますと胴が幾 つかに分けて継がれながら出来ている痕跡を見る事ができます。
胴が側面で段を なしているように継ぎ目の角度が違って、遠くから見ると非常に力強い造形を楽 しませてくれます。
このように信楽には茶道の「侘び・寂び」の雰囲気があります。
「侘び茶」の「枯れ、冷え」
一見渋いが、内側からじわーと染み出て、艶艶としたものが感じられます。
十日とか長い間窯の高温の熱に耐えて仕上がった大壺には、多彩な表情があり、灰や緑釉が溶けて、青や茶色の自然釉になって流れたものなど千変万化、二つとして同じ景色はない。
古信楽大壺の魅力が世に知られることになったのは昭和になってからで、『筑豊のこどもたち』や『古寺巡礼』で知られた写真家土門 拳が、1965年刊行した『信楽大壺』が真なる魅力を伝えています。
土門は、京都のある古美術店で信楽大壺と出会い魅了され、「今のぼくは、日本のやきものの中で、信楽の壷ほど魅力のある、そしておもしろいものはないと思うようになっている」
と撮影した壷を自身で購入し、撮る対象から一歩踏み込んで、日常傍らに置き目と手で撫でたのである。
同じく写真家であり、大和の原風景を追い続けた入江泰吉は、「日本の壷は風景とまったく同じです。焼きものを形容するのに『景色』ということをいいますね。あれは実にいい言葉だ。ほんとうに景色とちっとも変わらない」と述べ、東大寺境内の程近くになる自宅で愛でた。
映画監督黒澤明氏も、「中世の色」と題して次のような言葉を残している。
焼物はいたって不案内だが、古い信楽の壷はおもしろい。淡紅の壷、灰青の壷、渇黒の壷、形も自在に、けしきも異る。清冽な湧き水のような自然釉の流れも、緑苔のような灰被の風致も、人の巧みではなく、いわば中世の、空の、山野の、移ろう色を見るようである。自然で、健康で、素朴なふしぎにうつくしい信楽の壷は、手にずっしりと快く重い。遠い世の、祖先たちからくる重みのようである。
小林秀雄の言葉を引用すると。
私は、壷が好きだ。もし焼物に心があるなら、盃も徳利も皿も鉢も、みんな壷になって安定したいと願っているようにすら感じられる。古信楽の壷は、特に好きだ。その「けしき」が、比類ないからだ。「けしき」という言葉も面白い言葉である。これも、実体感、或いは材質感のなかに溶け込んだ一種の色感を指して言うものだ。
飛び出ている 長石、木節によって穴のあいた地肌。そ の素朴でいて力強い造形を持つ信楽は、これからも日本人を魅了して止まないやきものだと思います。
口径 12.7cm 胴径 31.5cm 高さ 40cm
状態:口縁にカケ(写真参照)
運賃:全国一律3,000円 です。
LAC館山店