26.8×19.3㎝
本体を保護する為に、表紙と題箋を新しく設えられた
全18丁【内容】所謂「歌論書」である。

〈奥書〉此一巻道之數奇異他之間書遣松田丹列者也老耄事等不可爲指南□不可有他見嘉慶元年十一月十二日         後普光園摂政殿（二条 良基）             准三后御判
【奥書】の嘉慶（北朝）元年は西暦1387年だから、『近来風体』が記された時であって、出品本が作られた時でないのは無論である。
因みに、書名について。  国書総目録には『近来風体』とあり、これが正式の名称のようである。他に『近来風体抄』があり、ウェブの索引で「近来風体」と引いても何故か「近来風体抄」で出てくる場合が多い。

※刊期等不明※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。


（2021年 4月 16日 20時 10分 追加）
文言に誤りを見つけましたので、訂正します。誤→本体を保護する為に、表紙と題箋を新しく設えられた正→本体を保護する為に、表紙と題箋を新しく設えた。 以上。
【銀閣】中国美術 紫釉 コウチ 刻 草花紋 茶入 壷 旧家蔵出(ZE154)