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人気を誇る ★Freeway★1982年製ボーダー・ファイン・アーツ「ゴールデン・レトリバー」1982年、レイ・エアーズ作。犬作り第一人者の美しいゴールデンロイヤルドルトン

人気を誇る ★Freeway★1982年製ボーダー・ファイン・アーツ「ゴールデン・レトリバー」1982年、レイ・エアーズ作。犬作り第一人者の美しいゴールデン, ロイヤルドルトン - eduincept.com

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Ray Ayers

c1982 Ray Ayres “Golden Retriever”

ボーダー・ファイン・アーツ
レイ・エアーズ作「ゴールデン・レトリバー」

B.F.A.を率いた代表作家のハンドメイド

英国型？優美なゴールデン

田園風景、犬と人の全てを監修

犬の姿は正確無比なスタンダード

手作り・ミニチュアの世界を展開

★送料は全国無料。クロネコヤマト便でお送りします。
★カップは常時50点を出品中。こちらもぜひご覧下さい。ここのフィギュリンは少しずつ増やします。
★込み入ったご質問やお問い合わせは次のアドレスへメールしてください。（freeway@deluxe.ocn.ne.jp）

　英国スコットランド、ハンドメイドの「レシン・フィギュリン」メーカー、ボーダー・ファイン・アーツ（Border Fine Arts）が1982年に製作した犬の単体像「ゴールデン・レトリバー」です。作者はこの集団をリードしたレイ・エアーズ（Ray Ayres）。犬の正面から見て右下の草地にサインが彫られています。
　背の高さ（頭）は１１．５cm、鼻の頭から尻尾の先までの体長が１７．５cm。草地の土台の長さ１５．５cm、幅６cm。土台裏は滑り止めのフェルトが貼られています。傷やスレが全く見られない未使用の美品。

　大型犬が走る姿を活写したRunning Dogという同程度の大きさのシリーズがあります。こちらは常歩で軽く走っていますが、Running Dogではなく、歩く全身像。
　ゴールデンは、同時出品の「ウェスティ」の作者、マーガレット・ターナーも坐像を作っています。
　
　この頃巷では、従来のアメリカタイプのゴールデン・レトリバーより一回り大きなホワイトや薄いベージュの英国型ゴールデンをブリードする犬舎が増えてきています。このゴールデン像はその名の通りきれいな黄色系ですが、正確にいい形のその犬種を形作ることを旨とするB.F.A.ですから、英国クラフト展で受賞歴あるような名犬を残そうとしたはずです。
　日本ではやろうとしている英国型は、多分、従来のアメリカタイプと差別化するために白や薄いベージュを作出するようにしているのだろうと思います。その影響で従来型も白が好まれるのか、以前より白い子犬が多くなってきたように思います。
　ゴールデンに興味ある方なら、この像の姿が英国型ゴールデンだと考えていただければ。英国型であれ、本来は名の通り、「ゴールド色」が基本ということ。

　ボーダー・ファイン・アーツの製品は高価です。英国でのハンドメイドであるのが最大の要因。Made in Englandの誇りがやたら高くしている。どうしようもなく誇り高いのだから、仕方ないです。しかし、お馴染みのゴールデンだけに、目一杯安く設定しました。それでもなかなかご理解いただけないでしょうが。

　お腹の毛のあたりをアップにした写真を掲載したのでぜひご覧ください。いい毛並みでしょ。
　一応犬の型は取るんですが、レシンはプラスチックが混じった粘土を、釜で焼かず、自然乾燥で仕上げます。元は真っ黒だと思うんだが、まず尻尾や耳をつけ、目鼻や口を彫り、全身の毛並みをつける。そして着色。
　手仕事の積み重ねなんですが、最も時間を食うのが「毛並み作り」ではないだろうか。ごく普通に見えるゴールデンですが、相当な手間暇がかかっています。
　英国人がこれを一人でやるんです。そりゃあ、高く付きます。

　出品者は様々な犬を飼ってきましたが、ゴールデンは飼ったことがありません。ただ、動物学校勤務中に、JKCの審査員にお願いして九州からいい血統のメス犬を取り寄せてもらったことがあります。学校に来てもらっていた家庭犬訓練の女性の先生に預け、学校での訓練の授業に使っていただこうということでした。
　この子の血統書を見ると、全てがチャンピオンで埋められた凄い名血統。６ヶ月以上経ってやってきたためドギマギしてシャイに見えました。
　プロが犬を選ぶ場合は、半年ほど成長を見て体格などを確認し取引するそうです。ブリーダーを主人として幸せな暮らしを始めたところで急に他所へ連れてこられたので犬は大混乱する。
　出品者はこういう時の子犬の心境というのは「主人に捨てられた」と思い込んでいるのだと理解しています。だから、学校の生活に慣れた１ヶ月後でも、自分を連れてきたJKCの審査員が顔を出すと、歯を剥いてウーと唸るんです。あのゴールデンの、しかも女の子がですよ。「あの男がアタシの幸せを奪った」と恨みに思い続けている。
　半年以上経ってブリーダーからやってきた犬の仔はみな、同じような反応を見せます。勿論すぐに新しい飼い主にはなつくんですが、「今度は捨てられまい」とするんでしょう。適齢でやってきた子と違い、小型でも大型犬でも、一時も主人の元を離れまいとします。そして暫くは他所の人を警戒します。「捨てられまい」との警戒心が解けるのに、１年はかかるものです。

　英国型ゴールデンというのは、滅茶落ち着いたおっとりした犬種だと言いますから、出品者は大いに興味があります。
　出品者は体重が30キロ近くあったクランバー・スパニエルというレアな大型犬を飼っていました。顔はマスチフ。バセット・ハウンドの血が入っていて、脚は太く、短め。ゴールデンらと同じくハンターが撃った鳥を運ぶのが役目。きれいな白にところどころ茶の斑が混じる。
　頭はいいんです。変わった犬で、「反省し、」「自制する」という犬。

　古民家を借りて６匹の犬と暮らしていた頃。自転車でこの犬を散歩させようと家を出たら、おばあさんが前の石垣に腰を下ろして４匹のダックス兄弟と日向ぼっこをしている。大きなクランバーが出てきたので一斉に、狂ったように吠える。
　クランバーは鳥猟犬だから吠えない。不思議な生き物を見たというふうに、ワタシの自転車の前を横切って彼らの匂いを嗅ぎたそうに身を乗り出した。自転車は停まった状態だったが、この頃ワタシは足を怪我していて、少しバランスを崩して、片膝を着いてしまう。ビンゴ（クランバーの名前です）は、バツの悪い顔をして、すぐ自転車の後ろへ帰りました。

　３日後全く同じ場面が出来てしまった。ダックス共は狂ったように吠える。おばあさんは知らんぷり。そのまま走れないので自転車を停めた。
　すると、どうです。うちのビンちゃんは３メートルほど前で吠えるダックス兄弟を見ないように目をそらし、反対の空を向くではありませんか。
　見たらまた近寄りたくなるので、見ないようにした。主人が転げそうになって迷惑をかけたことを「反省」し、今度は「自制」した。
　二度と同じ過ちは繰り返さない。自分で反省し、自制を考える犬でした。そういう場面を何度も見る機会があった。
　犬の知能指数というのはボーダーコリーが最高だとよく言われます。しかし、いぬの頭の良し悪しなんて、そんな簡単に判定できるもんじゃありません。
　このクランバーに一番似ているのが英国型ゴールデンではあるまいか。そういう期待が今、高まっているんですが。

★Ray Ayres★（B.F.A.３０周年に際して専門家が書いた一文から。同社は既に閉窯しています。Google翻訳で、読み難さは出品者のせいに非ず）
　
　美しい手作りの収集価値のあるギフト用品を製造するBorder Fine Arts社が、美しいスコットランドの国境に位置することは大変素晴らしい。
　芸術的で複雑な手作りフィギュアの大手メーカーである Border Fine Arts は、市場のトップの地位を確立しており、同社の成功の多くは、ビジョンを現実に変える高度に熟練した彫刻にかかっています。また、マスター・スカルプターでありデザイナーでもあるレイ・エアーズが、ボ同社で30 周年を迎えることができたのも、この会社の長年にわたる成功のおかげです。
　1974 年に John Hammond によって設立された Border Fine Arts は、ますます力をつけてきた会社です。彼らの革新的でリアルな彫刻は、会社が始まって以来大成功を収め、コレクターからの需要が高い。
もともとボーダーファインアーツは、コールドキャスト・ブロンズの彫刻といくつかの委託された銀の作品を作成することから始まりましたが、顧客が「小さいものが好き。そして塗装したものがいい」と指摘したため、これは短期間しか続きませんでした。
　これにより、ジョンとレイはアイデアを実験し、コールドキャスティングと呼ばれるプロセスを思いつきました。これは、ビスケット焼成セラミックに似た白いボディで、フィギュアを手描きできるため、顧客にとってより装飾的で目を引くものになります。
　
　今日、ボーダーファインアーツは、リアルな野生動物と田園地帯のシーンで有名です。スコットランドのラングホルムで作られた「クラシック」シリーズと「スタジオ」シリーズの両方に、ライセンスを受けたキャラクターのコレクタブルフィギュアがたくさんあり、非常に人気があります.
　Ray Ayres のキャリアは、1976 年にウィンチェスター美術学校を卒業し、彫刻と版画の優等学位を取得した後、Border Fine Arts に初めて参加したときに始まりました。
　この時点で従業員は数人しかいなかった。レイは、木製の台座の製作、金型製作の手伝い、コールドキャスト・ブロンズの鋳造と仕上げが自分の仕事だと説明してくれましたが、すぐに「自分にもできる！」と思いました。彫刻家としてフルタイムで働き始めました。
　レイが彫刻した最初の 2 つの作品は、ウサギとウサギでした。レイは、うさぎが大成功を収め、コレクターに好評だったことを覚えていると語った。そのため、彼は 1970 年代を通じて作品を彫刻し続けました。
　1980 年代初頭までに、コールドキャストブロンズはほぼ完全に手作業で装飾された樹脂製の作品に取って代わられ、小売業者は Border Fine Arts が製造した楽しいフィギュアに興味を持つようになりました。

　各フィギュアを作成するプロセスは、レイがアイデアを思いつき、デジタル写真から作業するか、技術が進歩する前にアイデアを紙にスケッチすることから始まります。次のステップはそれを作ることです。
　必要なすべてのコンポーネントを確認するために「マケット」（3D スケッチ）が作成され、次にモデルのコンポーネントがワックスで作成されます。これにより、レイは形状を作成し、サイズを拡大または縮小できます。その後、粘土、ワックス、粘土で彫刻を始めます。デザインに満足したら、それをマスター・パターンとして成形し、生産サイクルを開始します。
　新しい彫刻マスターは、関連する作業と作品の複雑さにもよりますが、ゼロから制作するのに6か月かかる場合がありますが、実際の彫刻時間は通常8〜10週間かかります。
　レイは 30 年間にいくつの作品を作ったか数えきれませんが、500 を超えるモデルがあると信じています。ただし、未完成のまま棚に残っているものもあるため、レイの作品のすべてが生産段階に達しているわけではありません。
　「物事はいつもうまくいくとは限らないので、もし私が幸せでなければ完成させませんが、これらのピースがいつ復活するかはわかりません。何年も前に赤リスを彫刻しましたが、結果に満足できなかったため、発売されることはありませんでした。しかし最近、再加工されたピューターベースで作品をやり直すことにしましたが、うまくいきました」
　私はレイに、彼の最も要求の厳しい作品だった「Gathering in the Strays」について尋ねました。これは私の最初の複雑なフィギュアであり、構成の流れを作るために多くの構成部品を組み合わせて動作させる必要がありました。
　この作品は、4頭の雌羊と子羊を、崩壊した乾式石の壁を通って戻ってくるボーダーコリーの羊飼いのものでした. 作品のすべての構成要素を理解するのは非常に困難でした。
　レイは、彫刻する必要がある部品の数を決定し、正確さとスキルを使用してコンポーネントをすべてまとめて最終結果を作成する必要がありました。
　「Gathering in the Strays」は、非常に成功した James Herriot コレクションの最初の 1 つでした。
レイはまた、多くの機械部品の設計と彫刻を行ってきましたが、「最初のトラクター」を設計するようになったとき、その作り方がまったくわからなかったと覚えています。「トラクターがどのように機能し、機械部品のすべてのコンポーネントを作る過程に注意を払う必要がありましたが、これが私の仕事で最も楽しいことです。これは挑戦であり、常に新しいスキルを学んでいます。
　挑戦することはレイにとって重要な要素です。彼は自分の作品が提供する多様性を楽しんでおり、それぞれの彫刻をできるだけ興味深いものにするのが好きです。「私の作品は作品に自分のマークを埋め込むことができるので、自分のスタイルと個性を刻印することで、各作品がユニークであることを保証できます。
　作品が最終的に完成したとき、レイは大きな満足を得て、コレクターが彼の作品を購入しようと近寄ってきたときに、さらにやりがいを感じます。「コレクターは私にとって非常に重要です。なぜなら、彼らは私の作品を愛し、展示してくれるからです。しかし、私の作品がインターネットオークションで信じられないほどの価格で販売されるのは驚くべきことですが、これもコレクターが作品を所有したいからです。リリースされたとき、彼らは購入できませんでした。レイの作品は、流通市場で驚くほどの価格で取引されています。つい最近、JCB 'Tea Break' が 970 ポンドで落札されましたが、この価格は、1,000 ポンドを超える彼の他の作品と比べると比較的低くなっています。
　レイは常に新しいアイデアを思いつきますが、彼は新しい限定版作品「Rag, Bone, Any Old Iron」を自分のものとして主張することはできません. この作品は、ぼろと骨の男の子供時代の記憶を持っていて、レイに彼の記憶を再現するように頼み続けたBorder Fine Artsのセールスマンの1人に実際に触発されました。最終的にレイは屈服し、作品が生まれました。
　「待っている人にはすべての良いことがやってくるので、セールスマンが私にそれを作るように頼み続けてくれてうれしいです。私は最終結果に非常に満足しており、コレクターに好評を得ると思います」
　レイのもう一つの新作「モーニング・コレクション」はノスタルジアにインスパイアされたものです。500本の限定版で、ミルクチャーンを運ぶトラックが特徴です。
　「通常のトラクターの代わりに大型トラックを彫刻したかったので、この作品を 1 年以上前に始めました。1960 年代から 70 年代にかけて、ミルクチャーンを運ぶトラックの早朝の記憶があり、この作品に取り組み始めた結果、「モーニングコレクション」が生まれました。これらのアイデアが頭の中でぐるぐる回っていて、ノスタルジックな思い出にインスパイアされたいくつかの異なるトラックを作りたいと思っています」
　「リバーシブル・プラウイング」は、レイが作成した最新の農業作品です。1500個限定で、小売価格は395ポンドです。
　ボーダー・ファイン・アーツは農業風景の彫刻で有名ですが、レイは再びコレクターを興奮させる作品を届けました。細部まで作りこまれているので、この彫刻が動く機械のように思われても仕方ありません。
　「私は自分がやっていることすべてに自分自身を適用しなければなりません。たとえば農業機械では、動きが必要かどうか、作品の構成がどうなるか、彫刻の形と内容を決定します。また、高解像度にするか、よりソフトにするかを決定します」
　レイはこの手法を彼のすべての作品に適用しており、これが彼の成功の秘訣であると考えられます。
　レイが彫刻を通して達成した素晴らしい芸術性は、英国の田舎の本質を捉え、世界中のコレクターの心を捉えています。彼は彫刻とデザインのすべての分野で優れており、過去 30 年以上にわたり、他の追随を許さないコレクターからの尊敬を集める高度に熟練したアーティストになりました。

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