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【即納】 八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B その他

【即納】 八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B その他
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  • 【政】29503 ☆茶道具☆乾山茶碗 箱入 茶筅 茶筒 茶杓 茶釜 蓋置 棗
    ¥11,800 ¥6,726
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  • <委託 0118>『 桐山 本庄 宗泉 』☆ 自作 灰釉 蓋置 ☆ 共箱 ☆ 茶道具 ☆ 竹節型 ☆
    ¥12,000 ¥6,840
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  • 【閑】茶道具 織部焼敷板 流れ釉/ 茶道具 4D0208■
    ¥6,980 ¥5,933
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  • ■京焼 清水焼 加藤昌山作 仁清ぶりぶり香合 共箱■
    ¥6,515 ¥5,538
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  • 【政】30731 ☆茶道具☆火箸 1対 銘有り 五十一代明珍宗之作 茶筅 茶筒 茶碗 茶釜
    ¥15,800 ¥9,006
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  • 京焼 茶道具 茶入れ 煎茶道具 共箱付き 高さ9.3cm 直径5.5cmぐらい
    ¥20,000 ¥11,400
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  • 茶道具セット
    ¥8,000 ¥6,800
    茶道具セット
  • 時代 古清水 涼炉 銘あり 約18cm×15cm
    ¥21,000 ¥11,970
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  • 煎茶器セット■染付絵変わり煎茶道具 東海道五十三次 横手急須 煎茶碗 湯冷まし 日坂 水口 吉田 日奈橋 由井 浮世絵古美術 時代物 骨董品■
    ¥38,400 ¥22,272
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  • 【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 呉須 赤絵 千切蓋置 小峠丹山 共箱入り
    ¥14,000 ¥7,980
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  • ***永楽*** 杓立 楽印 江戸時代? 難有 茶道具・杓立
    ¥15,000 ¥8,550
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  • 【風流庵】 『野々田式』 A型 電熱器 ★ 織部 紅鉢型 410W 紙箱
    ¥15,000 ¥8,550
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  • 染付 永楽保全写し 手汲金米入 合箱 茶道具 京焼 a-26e1478
    ¥8,800 ¥7,480
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  • 茶道具 バラ まとめ売り 茶碗 銘有 銘なし MIX 残り物処分 箱無し 中古 現状出品
    ¥20,000 ¥11,400
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  • 【閑】高取焼 笹山登古造 流れ釉茶入 正絹仕覆付(白字角竜紋金欄) 共箱 / 茶事 茶道具 3B0107■
    ¥17,980 ¥10,249
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  • 黄交趾 香入 山石絵 唐工 性月庵 礫山 茶道具 香道具 共箱
    ¥19,000 ¥10,830
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  • 茶道具茶懐石 乾山四方鉢 菓子鉢
    ¥13,000 ¥7,410
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  • ●映画ポスター●N9(A) 銭形平次捕物控 金色の狼 長谷川一夫 木暮実千代 山本富士子 B2
    ¥15,000 ¥8,550
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  • ベルギーで買い付けたアイアンの古いアンブレラスタンド/傘立て(かさ立て)傘入れ/傘置き/玄関/店舗什器/ディスプレイ/インテリア/A-4313
    ¥21,780 ¥12,415
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  • ys6598024; 京焼 瑞光造 乾山写桔梗茶碗(共箱)【道】
    ¥9,000 ¥7,650
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  • 真葛窯 宮川香斎(造)交趾竹節蓋置 共箱 茶道具 京焼 現代工芸 未使用 b7009k
    ¥13,000 ¥7,410
    真葛窯 宮川香斎(造)交趾竹節蓋置 共箱 茶道具 京焼 現代工芸 未使用 b7009k
  • 朝鮮焼 御本茶碗 合箱 茶道具 保証品
    ¥22,000 ¥12,540
    朝鮮焼 御本茶碗 合箱 茶道具 保証品
    • 【即納】 八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B その他

      【即納】 八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B, その他 - eduincept.com

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      桐壺帝の皇子で朱雀天皇の元皇太子・八の宮の娘・大君と中の君の合奏後

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      八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と

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      有栖川宮幟仁親王 - Wikipedia

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      桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君と中の君と薫の君、匂宮の恋物語

      桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君と中の君と薫の君、匂宮の恋物語

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      八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B_画像1 八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B_画像2 八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B_不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款閉じる

      不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款

      八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B_「升天入地求之遍」白氏文集の有名な漢詩閉じる

      「升天入地求之遍」白氏文集の有名な漢詩

      八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B_仙台藩医・木村寿禎の落款閉じる

      仙台藩医・木村寿禎の落款

      八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B_夕霧邸の匂宮と薫の君(椎本・絵巻)閉じる

      夕霧邸の匂宮と薫の君(椎本・絵巻)

      八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B_舟で演奏しながら姫君邸に向かう匂宮閉じる

      舟で演奏しながら姫君邸に向かう匂宮

      八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B_左・中の君、右・大君(国宝・拡大)閉じる

      左・中の君、右・大君(国宝・拡大)

      八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B_京都・三室寺(八の宮の別荘のモデル)閉じる

      京都・三室寺(八の宮の別荘のモデル)

      八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B_宇治平等院(夕霧の別荘のモデル)閉じる

      宇治平等院(夕霧の別荘のモデル)

      京都の公卿・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵

      自筆「源氏物語」の「椎本(しいがもと)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。

      「椎本の巻」は、二月二十日ごろ、匂宮(今上天皇の皇子)は初瀬詣で(長谷寺参詣)の帰りに宇治の夕霧(源氏の君の長男)の別荘に立ち寄る。宇治の八の宮の姫君たちに関心があったからだ。匂宮は薫や夕霧(源氏の君の長男)の子息たちと碁や双六をしたり琴を弾いたりして楽しんでいる。宇治川を挟んだ対岸にある八の宮邸にもそのにぎやかな管弦の音が響き、八の宮は昔の宮中での栄華の日々を思い出さずにはいられない。大君(おおいきみ)の美しさに心を惹かれる薫の君と大君、そして匂宮と中の君のきらびやかな恋物語が描かれている

      自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。
      したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。現在の今上天皇と系譜がつながっている。

       関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。(資料の記録は下記に掲示)

       出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。
       自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。また、各巻ごとの書かれた年については不明。従って、応永五年とは、書き始めの年である。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。


       大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。

       旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。


       出品した「源氏物語」は椎本(しいがもと)の内容の要旨
      「椎本」(しいがもと)の巻は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。二月二十日ごろ、匂宮(今上天皇の皇子)は初瀬詣で(長谷寺参詣)の帰りに宇治の夕霧(源氏の君の長男)の別荘に立ち寄る。宇治の八の宮の姫君たちに関心があったからだ。匂宮は薫や夕霧(源氏の君の長男)の子息たちと碁や双六をしたり琴を弾いたりして楽しんでいる。宇治川を挟んだ対岸にある八の宮邸にもそのにぎやかな管弦の音が響き、八の宮は昔の宮中での栄華の日々を思い出さずにはいられない。翌日、八の宮から薫に贈歌があり、それを見た匂宮が代わりに返歌をする。匂宮は帰京後もしばしば宇治に歌を送るようになり、八の宮はその返歌を常に中君に書かせるようになる。年の暮れの雪の日、宇治を訪れた薫は大君と対面し、匂宮と中君の縁談を持ち上げつつ、おのが恋心をも訴え、京に迎えたいと申し出るが、大君は取り合わなかった。翌年の春、匂宮の中君への思いはますます募るようになり、夕霧の六の君との縁談にも気が進まない。また、自邸の三条宮が焼失した後始末などで、薫も久しく宇治を訪ねていない。夏、宇治を訪れた薫は、喪服姿の姫君たちを垣間見て、大君の美しさにますます惹かれてゆくのであった。


      自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」と娘・幾千姫(玉映)の落款(印譜)

      原本自筆上部に「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節である。漢詩のは「天に昇ったり地に潜ったり、あまねく楊貴妃の魂を尋ね求め」という故事に由来する。椎本の原文の中に匂宮の「おちこちの汀に波はへだつともなほ吹きかよへ宇治の川風」とい和歌がある。これは、匂宮と中の君の間を歌い「私たちの間に隔つとも宇治の川風よ私たちを親しくさせてください」と意味で、楊貴妃の魂を尋ね求める」ことにも通じる。紫式部が「椎本」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。詳細な理由は下記説明欄に記載
      (自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)

      大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載

      《「源氏物語」椎本(しいがもと)の巻》
      「椎本」の巻は英文で「The Eastern Cottage」と表記されます。
      《自筆上部の原本自筆上部に原本自筆上部に「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。》

      「額縁入自筆原本」

      (自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)

      「自筆原本」

      自筆右下の上の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。

      《自筆上部の原本自筆上部に「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること
      遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。》

      《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。》

      自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)


      自筆が「古切」とされたのは江戸時代。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載

      (1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。


      《「源氏物語」椎本(しいがもと)の巻》
      《「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】
      という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節である。》

      《匂宮(今上天皇の皇子)・薫の君と宇治八の宮の姫君(中の君・大君)の物語》

      《匂宮(今上天皇の皇子)、初瀬詣での帰途に宇治に立ち寄る》

      《薫の君、匂宮(今上天皇の皇子)の迎えに八の宮邸に来る》

      《秋、薫の君、中納言に昇進し、宇治を訪問》

      《薫の君、弁の君から昔語りを聞き、帰京》

      《ゆる(許)い給(たまふ)》・・・・ことの、
      さしもいそかれぬよ。もて離れて、はたあるましきこととは、
      さすかにおほえす。かやうにてものをも聞こえ交はし、
      折ふしの花紅葉につけて、あはれをも情けをも通はすに、
      にくからすものしたまふあたりなれは、宿世異にて、
      他さまにもなりたまはむは」、
      さすかに口惜しかるへう、領したる心地しけり。
      また夜深きほとに帰りたまひぬ。心細く残りなけに
      思いたりし御けしきを、思ひ出てきこえたまひつゝ、
      「騒かしきほと過くして参うてむ」と思す。
      兵部卿宮も、この秋のほとに紅葉見に
      おはしまさんと、さるへき・・・・《つゐて》


      (文責・出品者)
      「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。



      (2)・自筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。


      《「源氏物語」椎本(しいがもと)の巻》
      《匂宮(今上天皇の皇子)・薫の君と八の宮(桐壺帝の皇子・朱雀天皇の皇太子)の姫君(中の君・大君)の恋物語》

      《匂宮(今上天皇の皇子)、初瀬参り(長谷寺参詣)の帰途、宇治・八の宮邸に立ち寄る》
      《八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待》

      《八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)姫君(大君・中の君)の将来を案じる》
      《秋、薫の君、中納言に昇進し、宇治を訪問》

      《中納言(薫の君)は、三の宮(今上天皇の皇子・匂宮)がじっさい逢いたがって
      いらっしゃったがと、心中にお思い出しになっては、一方、
      (薫の君)「我ながら、やはり普通の人間とはちがっていることよ。
      八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)があれほどに
      すすんでお許しに》・・・・なったことなのに、それほど急ぐ気にもなれないのだから。
      そうかといって、姫君(大君・中の君)たちとはどこまでも他人で、
      わがものにすべきでないとは、さすがに考えようにも考えられない。
      このようにして、何かと言葉をも交し、四季折々の花紅葉につけて思いを訴え合い、
      風情をも通わし合うのに、好もしく理解がおありの方々なのだから、
      自分との縁がなくてよそへおかたづきになるようなことにでもなったら、
      なんといっても残念であるにちがいない」
      と、中納言(薫の君)は、今では二人の姫君(大君・中の君)を
      ご自分のもののようなお気持でいらっしゃるのだった。
      中納言(薫の君)は、まだ夜明けには間のあるころ帰途におつきになった。
      八の宮八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)の、いかにも心細く、
      先も長くはないように思っていらっしゃる御面持を思い出し申しあげられては、
      何かと多忙な時期を過してからまたお訪ねしようとお思いになる。
      兵部卿宮(今上天皇の皇子・匂宮)も、この秋のころに
      紅葉を見に宇治へ・・・・・《お出かけになろうとのおつもりで、しかるべき機会をと、
      あれこれご思案あそばす》

      備考・
      美しい大君と中の君の二人の姫君の父・八の宮は、桐壺天皇の皇子であり、朱雀天皇の弟で皇太子でもあった。本来なら次期天皇と目されていたが政変により都を離れ宇治に住む。

      現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)

      備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。




      (2)・自筆の「英訳文」は次の通りです。


      《Beneath the Oak (椎本)》
      It was not as if he found the thought of having one of
      them for his wife quite out of the question.
      That they were ladies of discernment and sensibility
      they had shown well enough in tests such as this evening's,
      and in exchanges having to do with the flowers of spring
      and the leaves of autumn and other such matters.
      In a sense, indeed, he thought of them as already in his possession.
      It would be a cruel wrench if fate should give them to others.
      He started back before daylight, his thoughts on the
      prince and his apparent conviction that death was near.
      When the round of court duties was over, thought Kaoru,
      he would come again.
      Niou was hoping that the autumn leaves might be his
      excuse for another visit to Uji.


      英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
      Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)



      (2)・自筆の「中国語訳」は次の通りです。


      《柯根(椎本)》
      我却并不急于欲得。
      其我并不是想疏位小姐而决拒婚。
      我和如此互相通,春秋佳日、花叶之,
      向吐哀愁之情与月之趣,
      从而得深切的同感——像的象,
      如果我和没有宿而任做了人的妻子,
      竟是可惜的。”他心中已把女公子据己有了。
      薰君于夜深分告辞返京。想起了八王愁苦、
      担心死期将至之状,深可怜,
      准在朝廷公忙之后再去。
      匂兵部卿王想在今年秋天赴宇治看叶,
      正在左思右想,找当机会。


      中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
      豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
      注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。


      「椎本の巻」原本の末尾(原本番号38-B)の印は、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印

      左の写真が「源氏物語」椎本の巻の末尾(原本番号38-B)の押印。
      写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
      家紋印の上の2つの印は仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。冬姫は内大臣・通誠の養女。
      冬姫は通称。正式な名は伊達貞子。左端の写真は「椎本の巻」末尾の拡大写真。
      上の篆書体は、「升天入地求之遍」【天にのぼり地に入りてこれを求めることあまねし】の押印。
      篆書体の左の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
      写真右上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
      右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
      (奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。)


      自筆の疎明資料等は、下記の通りです。



      (Ⅰ)・上の写真右端は、高松宮「源氏物語」のうち「桐壺」の巻冒頭・(出典資料 別冊「太陽」「源氏物語絵巻五十四帖」(平凡社・刊)78頁。筆者は近衛関白政家公。中央の写真は、応永五年(1398)の年号。年号の左の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)。左の写真は、桐壺の巻の奥付。左大臣から関白に昇進した近衛基熙(もとひろ)公の花押。上下2段の花押のうち、上の印は。出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)、下の印は仙台藩医・木村寿禎の落款(印譜)


      「自筆の画像断層(MRI)写真」


      (出品した自筆の「断層画像写真」(椎本の巻)MRI 46―11B
      自筆二つの印のうち上は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款。


      「源氏物語」「椎本の巻」主人公・椎本の資料

      下記写真は、「源氏物語絵巻」の中に描かれる大君・中の君の姫君と匂宮と薫の君。


      「源氏物語絵巻 」椎本(大分美術館所蔵)舟に乗り、楽器を弾きながら

      八の宮邸に向かう匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君。邸の中は大君と中の君




      「天皇の曽祖父・大炊御門宗氏の系図」「額縁裏面表記ラベル」
      「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」


      1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
      2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
      3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
      4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行



      大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵(断簡)を出品
      商品説明(来歴)大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の旧所蔵である。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を書いてある。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。

      漢詩文原文上部に《「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白楽天」に由来するものです。
      源氏物語「椎本」原本に記されております。紫式部が「椎本」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「椎本の巻」を書いていることがわかります。この原詩の言葉の引用は、「椎本の巻」に用いられていることで広く知られている。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。

      漢詩の落款の意味原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。貴族から始まり藩主、あるいは高名な茶人や僧侶が書かれて、それが茶会の「掛軸」に装丁されて披露されておりました。 特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。 「茶事」は、「ヨーロッパの晩餐会(ばんさんかい)」とも言われます。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。とりわけ、茶室に入って行うことは、床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)することです。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。とりわけ、漢詩の落款は、ただ、古典の漢詩を入れればいいという単純なものではなく、たとえば、「源氏物語」の場合、原本の中に込められている紫式部が考えた知識を読み解くことにあります。「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。 落款の「讃」の元になるその原文の個所には、
      「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。
      つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。


      自筆の希少価値について自筆の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。
      出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。
      古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。撮影後、展示のために再表装をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。

      断層(MRI)写真従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。

      寸法「源氏物語」自筆の大きさ タテ21.8センチ ヨコ12.8センチ。額縁の大きさは タテ37.0センチ ヨコ28.0センチです。額縁は新品です。

      「源氏物語」の自筆について1・筆跡の分析について
       国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。
      一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。

      2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
      自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。
      「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。

      3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
      近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。

      4・近衛基熙(このえもとひろ)について
      近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。母は後水尾天皇皇女女二宮。実母は近衛家女房(瑤林院)。幼名は多治丸。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている

      HP近衛基熙・旧所蔵「源氏物語」自筆を出品いたしました。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。

      ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。


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      【即納】 八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B, その他 - eduincept.com

      【即納】 八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B その他

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