ア ンティーク 草花紋カメオガラス インタリオ 金彩 深皿A 

透明なガラス地に赤いガラスを被せ、外側から草花の紋様を陰刻（インタリオ）で
彫り、金彩を掛けた手の込んだ器。

赤が残っている陰刻部分は桜やひまわり、薔薇と葉が隙間なく彫られています。
その内側や外側にはさらに細かな草花が彫られています。
中心にも小さなお花が彫られています。

細かな彫の部分にはわずかに金彩が残っている所があり、細かな彫り部分全体に金彩が
かけられていた物と思われます。
現状でも十分に華やかさと年代を経た味わいがありますが、
当初の姿はもっと煌びやかであったであろうことを想像するのも楽しいです。

ふちは波型になっていて面取りがしてあります。
金彩がかけてあり、内側にも波型に合わせて金彩で細い線が描かれています。

金彩部分全体に掠れ、ふちに数か所細かなチップ、所々に細かな擦り傷があります。

同じデザインの器ですが、彫りの内容（花の並び順等）が異なります。