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★1980年代にバンコクの高級古美術店で購入。かなり高価であったので、日本で特注の台を造った。
ほんの少し青味がかった色の硬質な砂岩を使用している。よって表面は研磨されている。同じ色合いの彫像は、プレアンコール期の作品としてプノンペン国立博物館に陳列されている。また、アンコール王朝期の大作ではない寸法のリンガに同種の砂岩が多いと聞いている。
顎髭があるので、ヒンドゥー教の最高神シヴァとも思えるが、頭部に三日月や額に第三の眼がない。
当時の説明では、消去法なのかシヴァ神でなければヴィシュヌ神というようにタイ人らしい説明を受けた。
その神の名の特徴がはっきりしていないが、気に入って購入したので、神王カムラテンでも他の神でも気にならない。
長い間眺めているが、見飽きることはなかった。人それぞれではあるが、自分の好きな物が一番価値があるように思う。＊＊＊SAWAN 談＊＊＊

☆｛参考価格  \450,000～\550,000｝

東南アジアの品物を専門に扱う著名な古物商から十数年前に譲り受けました。とても彫の深い面立ちの素晴らしいヴュシュヌ神像です。
クメールアンコール王朝期の神像と聞いております。

サイズ：縦総体３６０㎜・本体２００㎜

 

 

自宅保管という事を充分ご理解の上写真を良く御覧になって御検討のほど宜しくお願い致します。