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モンタナ州出身のJoyce Carrによる、67年リリースの自主盤[Sings You Don´t Know What Love Is]と並び、幻の名盤として名高い1959年のデビュー盤。穏やかな雰囲気の白人女性歌手らしい優美な歌唱が堪能出来るコレクターズ盤[Make The Man Love Me]のオリジナル盤の出品です。

ワシントンのクラブや軍施設を中心に活躍し、後にホワイトハウスで大統領の前でも歌ったと言う実力派ながら、作品数は再発のAudiophile盤を含めたアルバム三枚と僅かなシングルが確認されているだけと言う幻の女性シンガーの一人として古くからマニアの間では人気の高い彼女のデビュー盤。Ella FitzgeraldやLee Wileyのバックを務めた黒人ピアニスト、Ellis Larkinsを始め、Dizzy Gillespieのバンドで活躍したJoe Benjamin、大ベテランの燻銀トランペット奏者Charlie Shaversが参加しています。

控えめな伴奏が彼女の清楚で伸びやかな歌声を引き立てたタイトル曲”Make The Man Love Me”を皮切りに、柔らかなブラシが心地良い”My Future Just Passed”、ロマンチックなピアノも素晴らしいエリントン作の”I Got It Bad And That Ain't Good”、ドラムレスのギタートリオをバックに、可憐に歌い上げた”Little Girl Blue”、渋いトランペットも楽しめる明瞭活発なスウィングナンバー”Sad, Sad, Sad”、愛らしくドリーミーな”Hi-Lili, Hi-Lo”等、全12曲を収録。寄り添うような伴奏も素晴らしく、癒しを与えてくれる名盤です。

大変貴重な当時のオリジナル盤です。CDでの再発がありますが、アナログ盤はオリジナルのみかと思います。海外でも入手困難になっている一枚で、国内中古店で¥20000以上の価格が付く高額レア盤です。今回状態を加味した安価で放出しますので、お探しだった方や興味がある方は是非ご検討下さい。


■リリース情報

Seeco CELP 440
USオリジナル　モノラル盤
1959年リリース
オリジナルピクチャースリーブ
額縁カバー
Secco虹リム/両面深溝あり
新品ダイカットスリーブ付

■コンディション

盤　VG(スレ、浅い小傷、ヘアラインが散見されます。全体的に軽いチリ等を散発的に拾いますが、酷いノイズや針飛びは確認出来ません。ただし、音自体の輪郭はクリアでまだまだ楽しめる盤かと思います。レーベルは綺麗です。)

スリーブ　VG~VG+(エッジスレ、小さな角打ちあります。表側は周囲に僅かな薄汚れのみ。裏側に薄汚れ、シミ、書き込みあります。上下辺全裂けのものを内側から紙テープ、クリアボンドでリペア済みです。)


■此方の商品は現状渡しになります。

基本的に検盤は全面クリーニング後に目視にて行っております。気になる箇所がある場合には試聴しておりますが、全面試聴はしておりませんので見落とし等が有る場合がございます。また、再生環境等により聴感上で違いがある場合がございます。併せて御了承の程お願い致します。
コンディション等の表記はあくまでも主観的なものです。御参考までにお願い致します。
中古品である事を御理解の上、NCNRのお取引を御願い申し上げます。

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