#Oscar Klein(to,g)#Miriam Klein(vo)#Fritz Pauer(p)#Hans Rettenbacher(b)#Klaus Hagl(dr)#1964年#墺Amadeo原盤#Jazz#Swing#Blues#Vocal#欧州ジャズ#希少盤#入手困難

若い頃に滞在中のパリでDon Byasとの共演もあると言う、スイス出身の女性歌手Miriam Kleinと、Dutch Swing College Band等で活躍した夫でトランペット奏者のOscar Kleinによる64年の作品。夫婦による初アルバムにして、オーストリアの名ピアニストFritz Pauerの初録音とも言われる貴重な一枚[Gemutlicher Cosy Jazz]の出品です。

トランペットのみならずギターやクラリネット、ハーモニカ等を操るオーストリア出身のベテランOscar Kleinの初リーダー作品で、敬愛するビリー・ホリディに捧げた73年の人気盤[Lady Like]で知られる妻のMiriamの初作品でもある一枚。この作品が初録音とも言われる人気ピアニストFritz Pauer、Vienna Jazz WorkshopやHans Koller [Exclusiv]にも参加しているHans Rettenbacher、Chet Bakerとの共演もあるKlaus Haglが参加しています。

ブルージーな歌唱を聴かせる”Gimme A Pigfoot”や、夫のブルースギターを背にゴリゴリのブルースを聴かせる”Young Woman's Blues”、Pauerのブルース感溢れるピアノもナイスな”Can't Help Loving That Man Of Mine”等、計五曲でMiriamが参加。トランペット入りカルテットによる軽快なスウィング”Jonah Wails Again”、Rettenbacherのオリジナルによるスリリングなトリオ作”In Walked Dick”、しっとりと聴かせるエリントン作のブルース”Echoes Of Harlem”、Pauerオリジナルの欧州らしい小粋なトリオ作品”Talkin”等、全13曲を収録。実質Pauerの作品と言って過言では無い位に、彼の生き生きとしたピアノが楽しめる盤でもあります。

大変貴重な当時のオリジナル盤です。現在までCDやアナログ盤の再発はありません。あまり取り上げられる事の無い盤ですが、歌物から欧州らしいピアノトリオ、トランペットを含めたスウィングまで充実の内容の好盤です。お探しだった場合や興味がある方は是非ご検討下さい。


■リリース情報

Amadeo AVRS 9148
オーストリアオリジナル　ステレオ盤
1964年リリース
オリジナルピクチャースリーブ
両面ラミネート

■コンディション

盤　NM-(微スレのみ。目立つ傷や汚れのない艶のある非常に綺麗な盤です。チリ等も皆無に近くクリアな再生が楽しめる盤です。レーベルも非常に綺麗です。)

スリーブ　VG+~VG++(エッジスレ、極めて小さな角打ちあります。表側に直筆サイン。オープンサイドに軽度のスレ、傷み、極めて僅かな経年による変色があります。抜け裂けは無くしっかりとした綺麗な状態です。)


■此方の商品は現状渡しになります。

基本的に検盤は目視にて行っております。気になる箇所がある場合には試聴しておりますが、全面試聴はしておりませんので、見落とし等が有る場合がございます。また、再生環境等により聴感上で違いがある場合がございます。併せて御了承の程お願い致します。
コンディション等の表記はあくまでも主観的なものです。御参考までにお願い致します。
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