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1950年代よりErik LindstromやHerbert Katzらと共にScandia All-Starsのメンバーとして活躍したフィンランドの名テナー奏者Gusse Rossiが82年にリリースした自身名義でのラストアルバム。盟友Teuvo Suojarviらのトリオをバックに、レスター系の味わい深い演奏を聴かせる傑作ライブ盤[Live At Groovy]の出品です。

77年リリースのカルテット名義盤[I'm Still Here]がクラブ界隈でも人気が高い、Gusse Rossiの最高傑作と言われる80年代北欧ジャズの名盤。77年作と同メンバーであるTeuvo Suojarvi、Pekka Sarmanto、Christian Schwindtの強力ピアノトリオを引き連れた、ヘルシンキで今尚続くレストラン&バー[Groovy]でのライブの模様を収録しており、Christian Schwindtが設立した自主レーベル[Kompass Records]の作品の中でもトップランクのレアな一枚です。

Suojarviの美しくリリカルなピアノをバックに渋いテナーが咽び泣く”I Surrender Dear”を皮切りに、メンバー四人の共作である渋いブルースナンバー”Blues For Mia”、自身のソロは勿論、中盤以降のピアノトリオの伴奏も聴き物の”Body And Soul”、ブルースフィーリング溢れるスウィングナンバー”On The Sunny Side Of The Street”等、全6曲を収録。観客のガヤも適度で臨場感ある演奏が楽しめる一枚です。

大変貴重な当時のオリジナル盤です。現在まで再発はありません。レーベルの中でもPekka Toivanen Quartet [Stick Around]と並ぶ屈指のレア盤として知られる一枚です。本来で有れば海外でも¥30000程の価格が付く高額レア盤ですが、今回ジャズの状態を加味した価格で放出します。盤自体は良好ですので、興味がある方は是非ご検討下さい。


■リリース情報

Kompass Records KOLP 43
フィンランドオリジナル　ステレオ盤
自主制作盤
1982年リリース
オリジナルピクチャースリーブ
新品ダイカットスリーブ付

■コンディション

盤　VG++(表面上の薄いスレ傷が僅かにあるだけで、艶のある綺麗な盤です。音数の少ない箇所に軽いチリ等を時折感じる程度で、聴感は良好です。レーベルも綺麗です。)

スリーブ　G+~VG-(エッジスレ、角打ちあります。表側裏側共に下部の一部に剥離が有り、一部色補修がされています。表側左上に10cm×3cm程の破れ、裏側オープニングサイドから中央に向けて10cm程の破れあります(共に裏側からリペア済み)。上辺に接待劣化による剥がれありましたが、此方も再度接着済みです。アウタービニールをかけた状態だと比較的ましに見えます(写真10参照)。)


■此方の商品は現状渡しになります。

基本的に検盤は全面クリーニング後に目視にて行っております。気になる箇所がある場合には試聴しておりますが、全面試聴はしておりませんので見落とし等が有る場合がございます。また、再生環境等により聴感上で違いがある場合がございます。併せて御了承の程お願い致します。
コンディション等の表記はあくまでも主観的なものです。御参考までにお願い致します。
中古品である事を御理解の上、NCNRのお取引を御願い申し上げます。

■発送について

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