チベット天珠のうち表面に赤い点々が見られるもので、白い模様を定着させるためのエッチング焼き入れの際に酸化鉄が陥入したもので、このような「朱砂天珠」は希少性も有り丁寧に伝承されたものが多く一般の天珠より珍重される傾向があります。この朱砂とは別に本品では孔の内部に朱色の顔料が入れられています。赤い顔料はチベット仏教でもヒンドゥー教でも神仏像やマニ石などを荘厳するために使われ破魔の意味が込められます。本品は２眼天珠で瑪瑙板に両側から穿孔し、孔の周りを削り出す古式製法で穴のズレと全体の歪みが見られます（転がしてみると分かり易し）。サイズ長さ・直径４６／１３ｍｍ。送料無料。